ギターメンテとブリッジ交換検討
Sonicセミソリッドのネックがやや逆ぞり気味だったのに加えて、エアコン入れるようになったのでさすがに軽くメンテした。
・オイルフィニッシュ部分にワックス
・ラッカーフィニッシュ部分にアルカリ電解水でヤニ落とししてからポリッシュ
・ブリッジ外してオキシ漬け
・ハムバッカーのポールピースを上げて隙間のごみを出して軽く拭く、サビ落としはしない
・ネックトラスロッド調整
・ブリッジ弦高調整(調整中 )
・オクターブピッチ調整(予定)
・PUとポールピースの高さ調整(予定)
を実施(一部は予定)。
電気系もピックアップ以外を全交換したいところだけど、弾きたい方向性とか欲しい音がまだ未確定なのでとりあえずは現状のまま。
ブリッジは普段は外さないけど、Sonicセミソリッドのハードテイルブリッジ(たぶんFender USA製)の弦間隔を11.3mmから10.5mmに変えたいと考えていたので自作ストラトのHipShop(10.5mm)のを付けるとどうなるかを確認したくて外したら埃と汚れが酷かったのでオキシ漬けにした。
Sonicセミソリッドの弦間隔を11.3mmにしたのはその前に使っていたストラトと合わせるためだったけど(性格もプレースタイルも雑・大雑把なので狭いより広い方を好んだというのもあり)、そのせいでピックアップのポールピースからずれて少し1弦落ちしている(1弦だけ出力が弱い)状況がずっと気になっていた。さらにブリッジサドルをプレスサドルからブロックサドルに変えたいというのもあり。
自作ギターはずっと10.5mmで作ってきたのもあってSonicセミソリッドも10.5mmに変更できればしたいところ。
自作ストラトに11.3mmのが付くようなら交換・スワップ、つかなければSonicセミソリッドにHipShopもしくは別ブリッジに変更を検討しようかなと。
ちなみに11.3mmと10.5mmのギターで持ち替えても違和感は持ち替え直後に多少あるくらいで弾けばすぐ最適化されます。が統一しておいた方が良いのは確実。
で交換可能な試したところわかったのは、
・どちらも取り付けネジ穴は共通で、現通し穴は当然横方向にはずれるがの縦方向はほぼ同じで、おそらくFender USAの11.3mm互換と思われるが、センター位置は微妙にずれている気がする
・SonicセミソリッドにHipShopブリッジを付けると弦通し穴は4弦が合う、必要な弦通し穴の拡張半径は6弦が約2.5㎜、1弦が約1~1.5mm
・自作ストラトにSonicセミソリッドのブリッジを付けると弦通し穴は3弦がだいたい合う感じ、必要な弦通し穴の拡張半径は1弦6弦共に約2㎜、ピックガードの間隔が6弦側が少なくほぼ密着状態でバランスが悪いためピックガード削る必要あるかも
という結果に。
※補足:センターが一致している場合の1弦と6弦の弦通し穴の拡張半径の理論値は(11.3-10.5)*5/2で2mm。
交換・スワップは不可能ではないが自作ストラトを加工してまでスワップする必要性は薄いので、自作ストラトはHipShopのままは確定。
Sonicセミソリッドを10.5mmにする場合は当然ながら弦通し穴に拡張は避けられない。
HipShopであれば取り付けネジ穴をそのまま使えるが6弦の弦通し穴に2.5mmの拡張が必要。
取り付けネジ穴の互換性に拘らなければ4隅止めなどのブリッジも検討可能ではあるが、穴増やしたくない(安いギターなら気にしないがこれには無理)ので今のところ除外。
弦通し穴の拡張を手持ちの工具でやるとしたら、ドリルで穴全体を大きくする(既存の穴+4~5mmで7~8mmくらい)か、ドリルと棒やすりで横方向に無理矢理穴を広げるか、となるが前者はさすがに穴が大きすぎるからやりたくないし、後者は作業が面倒だし木くずとか音とかの面で今の家だとたぶん無理。
トータル的に考えると11.3mmのままの現状維持が良さそう。
HipShopブリッジが安く手に入ったとか、自作ストラトをバラシて売ったとかでHipShopブリッジが余ったとかがあれば再検討するかも。
コメント
いきなり大仕事してる・・
メンテなんてほとんどしないから感心する。
構造がシンプルとはいえ10年仕舞ってたんだから、何かしらはしないと。
使ってないものの定期的なメンテナンスが長持ちにつながるって昔から言われてるし。
普段から使ってるものは適当で良いと思うけどね。
基本大事にしたら使わない理論で、使い倒す感じかな。
でもドングロはリフレットしてもう1度使いたいんだけどね。
ステンレスとかEVOってやつにしたい。削れるの面倒。
ギターを弾かないままならメンテして売却処分を考えてたのもあって、まずはメンテってのが頭にあったのかも。
フレットボコボコで弾けない状態ならリフレットしかないでしょ。
音やキャラクターは変わるけどこれは仕方がないかと。
完成度は職人次第だけど余程のハズレをひかなければ最低限のことはするはず。
ちなみにEVOがチタン入り合金ゴールドカラーのJESCAR Evolutionのことなら残念ながら販売終了・廃番している模様。工房在庫があれば可能って感じかと。
なるほど、売るならその時の見栄えが金になるしね。
だから前までevoだったギターのフレットがステンレスになったのか。
評価高かったけどさほど売れなかったって事なのかね。
元の音色が変わるのは仕方がないし、金属で音が変わるにしても
質量からしてもっと影響が大きいであろう
ブリッジの金属の素材まで気にしてる人も見たことないし。
JESCAR Evolutionはコンセプトは良いと思うし、自作ストラト時にあれば選択したと思う。
ゴールドが合うギターが少ない、チタンの価格変動が大きく仕入価格が不安定、あたりも関係してそうな気がする。
ブリッジ云々はたぶんだけど、フレットは消耗品で定期的に交換の必要性があるのに対して、ブリッジはボディ加工が必要な場合も多く後付け交換が難しいので自作やフルオーダー以外ではこだわるのが難しいというのがあると思う。
evoってみんなゴールドなんだ。
僕はゴールドパーツは好きだけど需要はないのか。
テレキャスのブリッジはいろんな素材あるね。
ドングロのテレキャスの方は交換考えてる。
アームついてるブリッジの支柱のサイズや
2つの間隔のくらいは統一してほしいね。
穴あけ直しとか聞くと交換する気なくなるよね。
テレキャスのブリッジは調べたことないけど、ピックアップマウンタを兼ねてて素材の影響が大きいとかがあるのかも。
穴とかのサイズ統一は本当にそう思うが、色々と難しいだろうね。
テレキャスのブリッジはボディとの接触面積広いから
振動を逃がしにくいだろうし影響大きいだろうなとは思うね。
もろもろのサイズとか規格のバラバラさは
普及という意味で損してるよね。
支柱なんてワザと交換しにくくしてる気さえするもんね。
PUもモジュール化とかコネクター化して統一すれば
毎回半田付けしないで済むのにって思うし。
PUのサイズだけほぼほぼどこのでも入るけど、P90みたいな
変なサイズのも評価がどうでも消え去れと思う。
PU周りのモジュール化コネクタ化はEMGがやってたはず、評価はまちまち。
パッシブでも同じことは出来るけどハイインピーダンス故に嫌う人は多そう。
個人的には歓迎だけどね(ノイズ・音痩せ・寿命に悪影響が無ければという前提で)。